東京都文京区大塚にあります護国寺は徳川綱吉の母、桂昌院の発願によって天和元年(1681年)に創建されました。
有楽町線護国寺駅の目の前にそびえ立つ護国寺の境内はとても広く、参拝者もそれほど多くないのでゆったり拝参できます。
階段をたくさん登らなければならないのが、非常につらい所ですが見渡す風景と寺院の大きさでかなりの開放感を感じられ、とても爽快です。
1681年(天和1)5代将軍徳川綱吉(つなよし)の生母桂昌院(けいしょういん)の発願で雑司ヶ谷(ぞうしがや)大塚薬園の地に創建され、それと並んで、江戸神田御門外に柳沢吉保(よしやす)を奉行(ぶぎょう)として護持院が創建されましたが、1717年(享保2)に焼失し、当時の将軍吉宗(よしむね)は再建を許さなかった為、音羽の護国寺を護持院と改称、境内の観音堂を護国寺と称し、以後護持院の住職が兼住し、両寺領あわせて2700石を有したそうです。
明治維新後両寺を統一し、護持院の寺号を廃止して現在に至ります。
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