2012年1月30日月曜日

芸術映画は何分で描くべきか?

今年になって初投稿ですが、、、
芸術映画は何分で描くべきかという疑問がある。
映画の一般的な尺は120分だが、芸術映画は何分で描くべきか私の中で疑問がある。
そもそも120分というのは何処からきたのだろうか?
あそらく映画館での一日の上映回数からくるものだと思う。
しかし人間が集中できる時間は一般的に90分といわれている だから大学の講義もその時間で行われる。
 なぜ120分になったのか?はさておき何分が最適かという議論になると芸術映画にとって一番よい尺は90分なのだろうか?
 しかし大学の講義は人間の集中できる時間とリンクしている。
芸術映画の尺は人間の集中時間とリンクさせる必要などないのは私の考えだが、 90分集中出来るというのは一般的に言われているだけであって人によって誤差があるのではないか?
となると映画の尺で90分と徹底的にこだわるのは何かを訴えたいときが効果的であると思う。
 ドキュメンタリー映画や何か反発的な感情の入った映画には最適である。
 では芸術映画は?というと 芸術映画は何かを訴えるものではない。
芸術映画は何かを表現するものである。
芸術映画は90分にこだわる必要がないという事になる。
芸術映画に最適な時間はというと 答えは簡単にでないが、映画が時間の芸術だとすると 3時間でも飽きない映画はあるし、90分でも短さを感じない映画はある。
ようは時間をどう操るかによって分数が決まると私は思う。
 3時間でも4時間でも時間を忘れさせる事が出来るば、人間の集中力を維持する事が出来る。 
60分でも90分でも内容を詰め込み一つの議題に絞れば時間を長く見せる事が出来る。
まず創造者が時間を操る事が出来る事が必要であると思う。
これ以上奥深く追求すると人間の心理学が必要であるが、創造者はまさにその心理学の知識を得る必要がある。
その基礎なくして芸術映画にはたどり着けないと私は思う。
 そして、この世界にその基礎を得ているような人間が何人いるだろか?


 何人いようが、 私はその一人になりたい。

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